「火事…こわい…」
「自分が巻き込まれたらどうしよう?」
避難訓練なんて
マジメに参加したこともないし
うろたえてると命が危険です。
もう一度火災に関する知識を
身につけ自分の身を守りましょう!
火災に巻き込まれたら避難方法は?
とにかくスピード重視です。
火事だとわかるやいなや即避難!
「えー?ビビりすぎw」
「なんとかなるっしょ?大事にはならないよw」
いいえ、なります。
ならなくても、なると考えます。
危機感の無さが一番の命取りです。
火事になった建物にいる時点で
あなたは死と隣り合わせなのです。
そして火災で最も恐ろしいもの…
それは火!
ではなく…ケムリ!
焼死よりも圧倒的に多いのが
一酸化炭素や有毒ガスによる
中毒死なのです。
ケムリは上、横、下の順に広がるので
姿勢を低くしてケムリを吸わないように
避難することが一番重要です。
逃げるときはタオルで鼻と口を
おさえるようにするのも忘れずに。
あとはありがちなのが忘れ物をして
もどって死亡してしまうことです。
避難後は絶対に戻らないようにしましょう。
あなたの命は1個だけです。
そうなると高所で巻き込まれた場合の
避難が難しいことになります。
ここで慌ててエレベーターに乗るのはNG。
逃げるときは必ず階段で避難します。
できるだけ建物の外に、
下の会に避難します。
逃げられない…そんなときは?
「だめだ…これは逃げられない」
階下の火の手が強烈で
もうだめだ…これは詰んだ…
そうするとやりがちなのが
建物から飛び降りるって
発想なのですが…それ自殺ですよ。
落ち着いて対処をして
救助を待つしかありません。
煙の進入を防ぐためにドアや窓の
すきまを目貼りする。
窓辺など外から見える場所から
目に付きやすいものを振って
自分がいることをアピールする。
あらゆる方法で自分が
逃げ遅れたことを知らせる。
とにかく落ち着くことが大事です。
くれぐれも飛び降りないように。
消防隊が到着してて下にマットがあり
飛び降りろと指示があれば別ですが
何も無しでの飛び降りは危険です。
パニックにならないためには?
「逃げられない!」
となると人はパニックになって
冷静な判断力を失います。
想定外の事態に強い人はそういません。
煙によって視界がふさがれるし、
しかもその煙が”痛い”んです。
わけがわからなくなりますよ。
そこで、避難訓練してるかどうか。
想定外を想定内にできているか。
これは結構な差になります。
万が一に備えるのは普段こそ
馬鹿馬鹿しく思えますが
話しておくのは大事です。
あとは普段からの備えで
生存率はぐっと上がります。
廊下や出入り口に障害物を置かない。
2階以上には避難用のロープや
ハシゴを準備しておく。
避難経路や方法を覚えておくことで
助かる命もあるので訓練は大事です。
まとめ
・素早く避難、一番こわいのは煙
・逃げられない時こそ落ち着いて
・普段から訓練や準備をしておく
火事ってどうしても他人事というか、
対岸の火事なんて言葉もあるように
危機感の薄い災害なんですね。
巻き込まれれば死ぬ。
判断を誤れば死ぬ。
煙を吸うと、呼吸すると死ぬ。
しかも常の起こる可能性のある
おそろしい災害となれば
備えることは恥ではありません。
避難訓練や火災対策はふだんから
しっかりしておきましょう!